金沢市議会 2020-03-13 03月13日-04号
これまでも、今年度ですけれども、大学等と連携したAI技術の実証実験をはじめ、みらいクリエイター養成塾、民間企業と連携したデジタルアートイベント、さらには今年からは民間が中心になっていただきましたけれども、国内、市内外のクリエーターが交流するイート金沢の開催を通して、その開館の機運醸成に取り組んできました。高度先端技術等の活用方法、運営企画体制の構成等についても、関係者とも意見交換を行ってきました。
これまでも、今年度ですけれども、大学等と連携したAI技術の実証実験をはじめ、みらいクリエイター養成塾、民間企業と連携したデジタルアートイベント、さらには今年からは民間が中心になっていただきましたけれども、国内、市内外のクリエーターが交流するイート金沢の開催を通して、その開館の機運醸成に取り組んできました。高度先端技術等の活用方法、運営企画体制の構成等についても、関係者とも意見交換を行ってきました。
金沢21世紀美術館では、デジタル技術を駆使し、プログラマーやCSアニメーター、数学者、建築家ら、科学や芸術分野の精鋭で構成するアート集団--チームラボによるアート展が開催され、デジタル文化やコンテンツ文化への関心も高く、人材育成や新産業創出を主眼とするイート金沢が復活し、新たなビジネスへの環境が整えられる価値創造拠点には、創業支援オフィスも予定されています。
金沢市は、第3次産業革命と言われているときに、イート金沢という事業を始めました。私は、当時、議員になったすぐでありましたけれども、最初のころはパソコンでお絵描きするというようなレベルであったかもしれませんけれども、次第に多くのクリエーターの方が集うイベントになりまして、今でもその関係で多くの方が集い、そこから新たなビジネスが勃興しているところであります。
また、平成9年、イート金沢を前市長の時代に始めました。私は、イート金沢の存在は極めて大きいと思っています。今、クリエーターが集まる都市金沢という評価、そして、工芸都市金沢に新たな刺激を受けるまちになっていますが、これはイート金沢の存在が極めて大きかったというふうに思っています。
本市では、イート金沢の開催やITビジネスプラザ武蔵の開設など、特にIT分野における起業の支援に取り組んできたところであり、最近では、ITビジネスプラザ武蔵の出身者でもある私の知り合いの息子さんも、在学中に子どもが楽しくプログラミングを学べるゲームを開発し、全国から選抜された学生や若手がビジネスプランを競う起業家甲子園で最優秀である総務大臣賞を受賞するなど、ここから起業した若い人もいます。
イート金沢は、今年度、19回目の開催をもって一つの区切りを迎えました。
その意味から言えば、1997年に開催し、惜しまれながらことしで終了いたしましたイート金沢は最適な事業であったと思っています。日本を代表する数多くのクリエーターが金沢を訪れ、評価し、愛着を持っていただいたとお聞きいたしております。この貴重なつながりを大切にし、製品開発等の産業分野や各種PR等で御協力をいただければ、本市の発展に大きく寄与すると考えています。
最近でも、美大の卒業生が中央の企業で就職した後、一念発起、金沢で起業した事例も報道され、イート金沢で発表されたともお聞きしています。首都圏を初めとする多くの卒業生による応援組織もあり、常に世界の美術工芸の発信拠点となるべき大学と考えています。しかるに、公立大学法人に移行した後、なかなか美大全体の活動状況が市民に知られる機会が少ないように感じられます。
さらに、これまで、イート金沢であったりおしゃれメッセを通して、首都圏のさまざまな方たちに金沢にかかわっていただいているところであります。そういう方たちにも、既にお力添えをお願いしているところであります。さらには、本市出身者、あるいは本市への出向経験のある公務員の皆さんにもお力添えをお願いしているところであります。
来年度もイート金沢の見直しなど新しい試みをすることとなっています。その中で、新たに起業支援の経験のある専門員を配置した窓口を設置する予定となっていますが、起業支援の相談は、従来、中小企業基盤整備機構や商工会議所、また、個別の公認会計士や税理士、中小企業診断士などが行っていると思われますが、それらとどのような違いがあるのかお答え願います。
内容は、クリエイティブベンチャーコンテストやイート金沢などの開催費などとなっており、これらがそれなりに企業設立への動機づけとなることは否定しません。しかし、もう何度も開催されていることを考えれば、単に事業の継続に終わらせず、目に見える明確な成果が必要な時期ではないでしょうか。現在の市長としての見解をお伺いいたします。
そこで、IT分野では全国的に著名な知識人が集うイート金沢の人脈を使い、地域でのアプリケーションの開発に向けアイデアコンテストなどを行っていくことが地域の活性化や魅力発信につながるものと考えますが、いかがでしょうか。
また、イート金沢といった一流人による影響力を持つ取り組みも行われています。多くの地域が変化を求められている中で、金沢創造都市会議を初めとした民間団体とともに地域の将来を創造していくためには、こうした政策提言機関の積極的な関与も重要になっておりますが、世界都市金沢の実現への政策立案と形成における官民協働についてのお考えをお尋ねし、自由民主党議員会としての質問を終わります。
さて、イート金沢が今年度で14回目となります。金沢からのアニメ・映像等、新しい産業の勃興、人材育成、さらには既存のビジネスへの刺激を期待されて始まった事業でもありますが、地元からの参加者は、よく言えばリピーター、悪く言えばマンネリ化に陥っているとの指摘も少なくはありません。
金沢でも、どういうアニメ--のだめカンタービレに限定する必要はないかと思いますが、アニメ、漫画、そういった媒体、せっかくイート金沢もやっておるわけですし、そういったことから考えますと、こういった媒体に対しても積極的な働きかけがあってもいいんでないかなと思いますので、もう一度御答弁いただけたらと思います。 ○中西利雄議長 山出市長。
他方、イート金沢が培ってきた実績と人材を活用し、コンテンツ産業を初めとする地場産業の活性化につなげたいと考え、この4月、イート産業化委員会を設置したところであります。
歴史文化施設を整備する一方で、イート金沢とかライフ&ファッションとか、こんなことを言いまして、いろいろな手は打ってきたつもりです。ようやくここに来まして、テクノパークに横河電機が進出をし、その他の企業を含めて分譲率は75%になりました。一方、港の整備に関連してコマツが進出してくださいまして、そういたしますと、これからはものづくり産業の基盤を強化して、ぜひまちを元気にしたいと、こう思っています。
加えて、ファッションウィークの開催やイート金沢によるコンテンツ産業の育成に継続して支援してまいりますほか、金沢固有の伝統工芸品産業である金沢箔につきましては、安江金箔工芸館を駅西地区から東山地区に移転することとし、館内に「金沢箔技術振興研究所」を併設した世界で唯一の金箔博物館として整備することといたしました。